ロボ太(リコリコ)のPCでエラーが発生していたことが判明。
リコリコ展で展示してあったロボ太のPCで表示されていたものを画像認識&手入力し、加筆修正するとiOSのクラッシュレポートということが分かった。
クラッシュレポート全体
解説
iOSのクラッシュレポート
クラッシュは「SpringBoard」というプロセスに関連していて、これはiOSのホーム画面やその他のシステムUIを管理する責任を持つものである。
クラッシュは「EXC_BAD_ACCESS」という例外によって引き起こされていて、これは通常、無効なアドレスにアクセスしようとすることによるメモリアクセスエラーを示す。つまりこれはメモリ管理の問題が原因とされる。
クラッシュは「libobjc.A.dylib」ライブラリ内でも発生していて「objc_retain」という関数内でクラッシュが発生していることがわかる。これはObjective-Cオブジェクトに関連するメモリ管理に関連する問題を示唆していて、クラッシュレポートによれば、クラッシュはスレッド0("com.apple.main-thread")でトリガーされている。スレッド0は通常、メインスレッドを表すものだ。
スタックトレースは、クラッシュまでに実行された関数呼び出しのシーケンスを示してる。
クラッシュは、"NtSpeed.dylib"というダイナミックライブラリに属する"Ntspeed update"メソッドの実行中にも発生したようだ。そして、"update"メソッドはUIKitフレームワークのUILabelの"_setText:"メソッドを呼び出している。これにより、UILabelのテキストを更新する際にクラッシュが発生している可能性がある。スタックトレースの最後には、メインスレッドが通常のiOSアプリケーションのエントリポイントである"UIApplicationMain"を実行していることが示されているが、実際のソースコードにアクセスできないため、クラッシュの正確な原因を特定することは難しい。しかし、最も可能性の高いのは、やはりメモリ管理の問題であり、解放されたオブジェクトにアクセスしたり、ヌルポインタを参照したりしている可能性がある。
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